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清、玉渓、麻谷、梅山、老鉄、高雅 「名古屋玩具寄せ書」                 
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商品番号 k1041
商品名 「名古屋玩具寄せ書」
作家 野村玉渓 伊豆原麻谷 松野梅山 渡辺清
小島老鉄 森高雅
価格 御買上済
略歴 野村玉渓 のむら・ぎょくけい
天明5年〜安政4年享年73才 松村月渓の学僕をしながら画を研修した 多くの門人を養成して名古屋四条派の祖となる。
 
渡辺清 わたなべ・きよし
宝暦元年(一七七八)〜文久元年(一八六一) 名古屋本町八丁目に生まれる。十四歳のとき吉川英信の門に入り、次いで英信の子一溪に絵を学び雪朝斎周溪と号した。土佐派の画風を慕ひ、京都に上り同郷の田中訥言に大和絵を学ぶ。次いで訥言の紹介で朝廷の絵所土佐光貞の門に入り研鑽を積む。清は画以外にも和漢の道にも達し、漢学を秦鼎、国学を本居宣長及び植松有信に学んだ。中林竹洞・山本梅逸とは最も親しく門人に大石真虎・高久隆古・寺田秋嵩・尾関東園・清水洪川・関戸八郎・大木静処・不動院香園・花の舎・吉田蓼園等がいる。
 
伊豆原麻谷 いずはら・まこく
安永7年(1778)〜万延元年(1860) 享年83歳 西加茂郡(三好町)出身 名古屋にきて曹洞宗の僧となったが、常に画を描き、帰俗して清人方西園・費晴湖に学んだ。 後、京に出て竹洞・梅逸の歳寒三友の一人として画名をあげた。50歳のとき名古屋に帰り、麻谷と改号した。
 
森高雅 もり・たかまさ
寛政3年(1791年)〜元治元年(1864年) 名古屋鉄砲町に生まれる 伊藤圭介、沢田眉山と同じ寺子屋に学ぶ 師は吉川一渓、中林竹洞 鳥獣人物を得意とし、時代の風景を写すのに長じた
 
小島老鉄 こじま・ろうてつ
寛政5年〜嘉永5年 名古屋出身 山本梅逸に師事 元明諸大家の画方を学んで、南画に一機軸を出した。
 
松野梅山 まつの・ばいさん
天明2年(1782)〜安政4年(1857) 名古屋生まれ 76歳で没 幼時より画を好み、初め岩井正斎につき、さらに狩野養川院から狩野派の画を学ぶ。壮年にして仏画を修め、薙髪して真宗の岐阜浄導寺に入る。上洛して画を献じ法眼に叙せられた。のち名古屋浄満寺に住んで画名が一時に高い。富嶽をよく描いた。
詳 細 紙本、合箱、軸先:木塗
全長:201cm 全体巾:64cm 本紙巾:50cm
*江戸後期の名古屋を代表する6人の画人の寄せ書きです。
狐面に清の落款が見えます。
清は印のみの作品がほとんどで、清の署名は非常に珍しいです。
状態 表具はややツカレあり
本紙は少々シミあり